赤十字とは?
せきじゅうじ
赤十字とは、戦時の傷病者救護を原点とする国際的な人道支援組織であり、世界中で中立・公平・独立の原則に基づいて活動しています。
赤十字(International Red Cross)とは、白地に赤い十字のマークを象徴とする国際的な人道支援の枠組みであり、主に三つの組織から構成されています。
- 赤十字国際委員会(ICRC):武力紛争時の傷病者・捕虜・民間人の保護を担う
- 国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC):自然災害時の救援や平時の社会的活動を調整する
- 各国赤十字・赤新月社:それぞれの国内で活動する加盟団体
赤十字の起源は、1859年のソルフェリーノの戦い(イタリア統一戦争)にさかのぼります。スイスのアンリ・デュナンが多数の傷病兵が放置されている惨状を目の当たりにし、救護活動を呼びかけたことがきっかけとなりました。デュナンはその後「赤十字の創設者」として知られ、第1回ノーベル平和賞を受賞しています。1863年にジュネーブで赤十字国際委員会が設立され、翌年にはジュネーブ条約が成立しました。
赤十字は「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」という7原則のもとに活動しており、政治・宗教・人種などの区別なく苦しんでいる人々を支援します。イスラム圏では赤十字の代わりに赤新月のシンボルが使われており、宗教的配慮がなされています。
日本では日本赤十字社が設立され、災害救護・献血活動・医療・看護師教育など多岐にわたる人道活動を担っています。
使い方・例文
大規模な地震や洪水が起きた際、赤十字は被災地に救護班を派遣して医療支援や物資配給を行う。また、献血キャンペーンの運営も赤十字の主要な活動のひとつで、血液製剤の安定供給に貢献している。
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