証明書チェーンとは?
しょうめいしょちぇーん
証明書チェーンとは、サーバー証明書の信頼性を根拠づける中間認証局とルート認証局の証明書をつなぐ信頼の連鎖のことです。
証明書チェーン(しょうめいしょチェーン、英語:certificate chain)とは、HTTPS通信などで使われるデジタル証明書の信頼性を保証するための仕組みで、エンドエンティティ証明書(サーバー証明書)から中間認証局(CA)を経てルート認証局(Root CA)へとたどることができる「信頼の連鎖」のことです。「証明書パス」「チェーン・オブ・トラスト」とも呼ばれます。
ブラウザやOSには、信頼できるルート認証局の証明書があらかじめ組み込まれています。ある通信相手のサーバー証明書が「この中間CAによって署名されており、その中間CAはルートCAによって署名されている」という連鎖をたどれる場合、そのサーバー証明書は信頼できると判断されます。
証明書チェーンの構造は一般的に以下の3層から成ります。
- ルート証明書:最上位のCA(認証局)が発行する自己署名証明書。OSやブラウザに埋め込まれている
- 中間証明書:ルートCAが署名した認証局の証明書。直接サーバー証明書に署名する
- サーバー証明書(リーフ証明書):特定のドメインに対して発行される証明書
サーバーの設定で中間証明書を正しく配置しないと、一部のクライアントで「証明書チェーンが不完全」というエラーが発生します。TLS通信のセキュリティを維持する上で、証明書チェーンの正確な理解と設定は欠かせない要素です。
使い方・例文
サイトにアクセスしたブラウザが南京錠マークを表示するとき、その裏では証明書チェーンを辿ってサーバー証明書の正当性が自動的に検証されています。
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