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褶曲とは?

しゅうきょく

褶曲とは、地層や岩石が横からの圧力によって波状に折り曲げられた地質構造のことです。

褶曲(しゅうきょく)は、地殻変動によって地層や岩盤が水平方向の圧縮力を受け、波のように曲がり変形した地質構造です。英語では「fold」と呼ばれ、地質学・構造地質学の基本概念のひとつです。

褶曲は、プレートテクトニクスに伴う地殻の収縮・衝突によって形成されることが多く、数万年〜数百万年単位の長い時間をかけて進行します。岩石が固い場合は断層が生じますが、適度な塑性変形を起こす岩石では褶曲が生じやすくなります。

褶曲の主な形態には次のものがあります。

  • 背斜(はいしゃ):地層が上に向かって凸型に曲がった構造。石油・天然ガスのトラップになることが多い
  • 向斜(こうしゃ):地層が下に向かって凹型に曲がった構造
  • 倒伏褶曲:軸面が傾斜し、一方の翼が逆転した褶曲
  • 横臥褶曲:軸面がほぼ水平になるまで倒れた褶曲

褶曲山脈はその代表的な産物であり、ヒマラヤ山脈やアルプス山脈はプレート衝突によって生じた大規模な褶曲構造を持ちます。日本でも各地の山地・丘陵地帯に褶曲地形が見られます。地層の褶曲は地層の年代や地殻変動の歴史を読み解く重要な手がかりとなります。

使い方・例文

地質調査や地学の授業で露頭(岩石が地表に露出した場所)を観察する際、「この地層は褶曲している」という形で登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「しゅうきょく」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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