血液型とは?
けつえきがた
血液型とは、赤血球の表面に存在する抗原の種類によって血液を分類したもので、医療や輸血に不可欠な情報です。
血液型とは、赤血球の表面に存在するタンパク質や糖鎖(抗原)の種類の違いによって血液を分類するシステムです。現在、国際輸血学会(ISBT)では40種類以上の血液型分類システムが認定されています。
日本でよく知られているのはABO式血液型とRh式血液型です。ABO式ではA・B・AB・Oの4型に分類され、赤血球上のA抗原とB抗原の有無によって決まります。Rh式はRh因子(D抗原)の有無でRh+(陽性)とRh−(陰性)に分けられ、日本人ではRh−は約0.5%と非常に少ないとされています。
血液型の最も重要な実用的意義は輸血医療にあります。異なる血液型の血液を輸血すると免疫反応が起き、溶血などの重大な副作用が生じる恐れがあるため、事前の血液型確認と適合試験が必須です。また、臓器移植や母子間の血液型不適合(新生児溶血性疾患)の管理にも利用されます。
一方、日本では「血液型と性格の関連性」が広く信じられていますが、科学的な根拠は認められておらず、心理学的研究においても否定的な結果が多く報告されています。血液型による性格判断はあくまで娯楽的な文化として捉えるべきものです。
使い方・例文
手術前の検査や献血の際に血液型を確認することは、輸血時の安全性を確保するうえで欠かせない医療手順です。
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