輸血とは?
ゆけつ
輸血とは、血液や血液成分を体外から患者の血管内に投与する医療行為のことです。
輸血とは、献血などで提供された血液または血液から分離した成分を、治療目的で患者の体内に注入する医療処置です。大量出血・貧血・血液疾患・手術など、様々な場面で生命維持のために行われます。
現代の輸血は目的に応じて成分輸血が主流です。全血をそのまま使うのではなく、赤血球・血小板・血漿などに分離し、患者の状態に合わせた成分を投与します。
- 赤血球製剤:貧血や出血時の酸素運搬能力の補充
- 血小板製剤:血小板が減少した際の止血目的
- 新鮮凍結血漿:凝固因子の補充、大量出血時など
輸血には血液型の適合確認が不可欠で、ABO式・Rh式をはじめとする多くの血液型抗原を検査します。不適合輸血は重篤な溶血反応を起こす危険があるため、事前の交差適合試験(クロスマッチ)が必須です。
感染リスク管理も重要な課題で、献血血液はHIV・B型肝炎・C型肝炎など各種感染症の検査を経て供給されます。日本では日本赤十字社が献血の受付と血液製剤の製造・供給を担っています。
使い方・例文
交通事故による大量出血の患者に対して赤血球製剤を輸血する、あるいは白血病の化学療法中に血小板が低下した患者へ血小板を補充するといった場面で輸血が行われます。
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