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蘭陵王とは?

らんりょうおう

中国北斉の武将・高長恭にまつわる仮面舞楽で、日本の雅楽にも伝わる芸術作品です。

蘭陵王(らんりょうおう)とは、中国・北斉時代の武将である高長恭(こう ちょうきょう)を題材にした仮面舞楽のことで、日本雅楽を代表する演目のひとつでもあります。

高長恭は「蘭陵王」の封号を持つ武将で、容姿が非常に端麗だったため、戦場で敵に侮られないよう恐ろしい顔の仮面をかぶって戦ったという伝説が残っています。この逸話を舞楽化したものが蘭陵王です。唐の時代に整備されて日本へ伝わり、平安時代以降は雅楽の重要な演目として継承されてきました。

舞の特徴として、赤い龍頭の仮面をつけた一人舞であること、勇壮かつ優雅な動きで武将の威厳を表現することが挙げられます。「陵王(りょうおう)」とも呼ばれ、宮中や神社の重要な儀式で演じられてきた格式高い演目です。

音楽は左方唐楽(さほうとうがく)に分類され、独特の旋律と打楽器・管楽器の編成が特徴的です。現在も各地の雅楽演奏会や宮廷行事で披露されており、日中文化交流の歴史を象徴する演目として高く評価されています。

使い方・例文

雅楽の演奏会や神社の奉納舞楽で「蘭陵王」が演目として紹介される場面や、日本の古典芸能を解説する教材でよく取り上げられます。

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