蓮とは?
はす
蓮とは、水中に根を張り水面に大きな葉と美しい花を咲かせる水生植物で、仏教文化とも深く結びついています。
蓮(はす)は、ハス科ハス属に分類される多年生の水生植物です。学名はNelumbo nuciferaで、アジアを中心に広く分布します。泥の中に根茎(レンコン)を張り、水面上に円形の大きな葉(直径30〜80センチほど)を広げ、夏に白やピンク色の大輪の花を咲かせます。
蓮の代表的な特徴として、以下が挙げられます。
- 「蓮の葉効果(ロータス効果)」と呼ばれる撥水性:葉の表面の微細な突起が水をはじき、汚れを落とす自浄作用を持つ
- 花は早朝に開き午後には閉じる、数日繰り返す開閉サイクル
- 根茎(レンコン)・種子・花弁・葉がいずれも食用・薬用に用いられる
- 種子の寿命が非常に長く、数百年後でも発芽した事例がある
仏教では蓮は「泥の中から清らかな花を咲かせる」ことから清浄・悟り・再生の象徴とされ、仏像の台座(蓮台)や寺院の装飾に広く使われています。ヒンドゥー教でも女神ラクシュミーの持物として神聖視されます。
日本では奈良時代から栽培記録があり、夏の風物詩として公園や寺院の池で親しまれています。食材としてのレンコンは煮物・天ぷら・きんぴらなど和食に欠かせない食材です。
使い方・例文
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という言葉は、環境に左右されず清廉を保つことのたとえとして、教育や座右の銘の場面でよく引用されます。
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