萩尾望都とは?
はぎおもと
萩尾望都は日本の漫画家で、少女漫画の概念を塗り替えた先駆者として「少女漫画の神様」とも称される、漫画界を代表する巨匠です。
萩尾望都(はぎお もと)は1949年生まれの日本の漫画家で、少女漫画の表現可能性を大きく広げた人物として高く評価されています。1969年にデビューし、以来半世紀以上にわたり第一線で活躍し続けています。
代表作には『ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる!』『スター・レッドは』などがあり、吸血鬼や SF、ギリシャ神話など多彩なジャンルを少女漫画の文脈で描きました。とりわけ、少年同士の感情的な絆や繊細な心理描写は当時の少女漫画の枠組みを超えたものとして注目を集め、後の「BL(ボーイズラブ)」ジャンルの源流のひとつとも見なされています。
その作品の特徴として次のような点が挙げられます。
- 繊細な心理描写と詩的な文体
- SFや西洋的世界観の積極的な取り込み
- コマ割りや視線誘導など革新的な画面構成
- 時間や記憶をテーマにした哲学的な物語構造
2012年には少女漫画家として初めて朝日賞を受賞し、2021年には文化功労者にも選ばれました。その影響は漫画界にとどまらず、文学や映像表現の分野にも及んでいます。
使い方・例文
「萩尾望都の『ポーの一族』は、少年吸血鬼を主人公に据えた物語で、少女漫画の可能性を大きく広げた歴史的名作として今も読み継がれている。」
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