自然光制御とは?
しぜんこうせいぎょ
自然光制御とは、建物の設計や設備によって太陽光の取り込み・遮蔽・拡散を調節し、室内環境を最適化する技術や手法のことです。
自然光制御とは、建築設計や建材・設備の工夫によって、太陽からの自然光を効果的に活用し、または適切に遮蔽・拡散することで、室内の明るさ・熱環境・視環境を望ましい状態に保つ技術・手法の総称です。採光制御、デイライティング制御とも呼ばれます。
自然光制御の目的は多岐にわたります。
- 省エネルギー:照明電力の削減と空調負荷の低減を同時に実現する
- 快適性の向上:グレア(まぶしさ)を抑えつつ十分な明るさを確保する
- 健康・生産性:自然光のリズムが概日リズムに好影響を与え作業効率を高める
- 文化財保護:美術館・博物館では紫外線を遮りながら展示物に自然光を当てる
主な制御手法としては、ルーバーやブラインドによる直射日光の遮断、ライトシェルフ(光棚)による奥まった空間への光の反射誘導、電動可変ガラス(調光ガラス)、光ダクトや光ファイバーを用いた自然光の内部輸送などがあります。近年はセンサーと電動ブラインドを組み合わせた自動制御システムが普及し、太陽の位置や室内照度に応じてリアルタイムで調整を行うスマートビルディングの要素技術としても注目されています。
建築物の環境性能評価(ZEBやLEEDなど)においても、自然光制御は重要な評価項目の一つとなっています。
使い方・例文
オフィスビルで窓際のブラインドが太陽の動きに合わせて自動的に角度を変え、パソコン画面への映り込みを防ぎながら室内を均一に明るく保つ仕組みが、自然光制御の代表的な例です。
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