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脱感作療法とは?

だっかんさりょうほう

脱感作療法とは、アレルギー恐怖症の原因物質・状況に少量・低強度から段階的に慣れさせることで過剰反応を軽減する治療法です。

脱感作療法(desensitization therapy)は、免疫学的な文脈と心理学的な文脈の両方で用いられる治療アプローチです。どちらにも共通するのは「原因となる刺激に段階的にさらすことで過剰反応を和らげる」という考え方です。

アレルギー医療での脱感作は「アレルゲン免疫療法」とも呼ばれ、スギ花粉・ダニ・食物など特定のアレルゲンを少量から徐々に投与し、免疫系がアレルゲンに対して過剰反応しないよう再教育する方法です。舌下投与(舌下免疫療法)や皮下注射による方法があり、継続的な治療によって症状の軽減や寛解を目指します。

心理療法における脱感作は「系統的脱感作法」として知られ、恐怖症・不安障害・PTSDなどに適用されます。リラクゼーション法を学んだうえで、恐怖の弱い場面から強い場面へと段階的に想像または実際に接触し、恐怖反応を消去していきます。EMDRなど眼球運動を取り入れた派生技法もあります。

どちらの脱感作療法も根本的な過敏性を改善することを目的としており、単に症状を抑える対症療法とは区別されます。適切な医療・心理の専門家の指導のもとで実施されます。

使い方・例文

スギ花粉アレルギーの患者がアレルゲンエキスの舌下投与を毎日続けて花粉症症状を軽減する治療、また高所恐怖症の人が低い段差から始めて徐々に高い場所に慣れる認知行動療法の場面で使われる語です。

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