耳付き板とは?
みみつきいた
耳付き板とは、木材を製材する際に樹皮や辺材部分を残したまま加工した板材のことです。
耳付き板とは、丸太から板を取る際に、木の外側にあたる辺材や樹皮の部分を除去せず、自然のままの曲線(耳)を残した板材のことを指します。通常の製材品は四方をまっすぐに切り揃えますが、耳付き板は片側または両側に木の輪郭がそのまま残っています。
耳の部分には独特の凹凸やうねりがあり、樹種によっては樹皮がついたまま販売されることもあります。この自然な形状こそが耳付き板の最大の特徴であり、木本来の姿を感じさせる素材として、インテリアや建築の世界で高く評価されています。
主な用途としては次のようなものが挙げられます。
- ダイニングテーブルや作業台の天板
- カウンターや棚板などの造作家具
- 飲食店や店舗の内装材
- アート作品や木工クラフトの素材
耳付き板の価値は、その一点物性にあります。同じ形のものは二つとなく、木が生きてきた証である年輪や節、色の変化がそのまま表情となって現れます。近年は「ナチュラルインテリア」の流行とともに需要が高まっており、ウォールナット・ケヤキ・一枚板のスギなどが人気です。取り扱いには乾燥管理が重要で、十分に乾燥させた材を使わないと反りや割れが生じることがあります。
使い方・例文
インテリアショップやクラフト家具の展示会などで、木の輪郭をそのまま活かしたテーブルや棚に「耳付き板使用」と記されているのを見かけることがあります。
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