絶対音感とは?
ぜったいおんかん
絶対音感とは、音楽的な基準や比較なしに、聴いた音の高さ(音名・音階)を即座に正確に判別できる能力のことです。
絶対音感(ぜったいおんかん)とは、ある音を聴いたとき、他の音と比較することなく、その音の高さ(音名)を正確に認識・識別できる特殊な聴覚能力です。例えば、ピアノの鍵盤を見ずにランダムに鳴らされた音が「ド(C4)」であると即座にわかる能力が絶対音感にあたります。
絶対音感は、幼少期(主に2〜6歳ごろ)に音楽的訓練を受けることで獲得されやすいとされており、この時期を「音感の臨界期」と呼ぶこともあります。成人後に後天的に身につけることは非常に難しいとされています。日本では音楽教育への関心の高さもあり、絶対音感を持つ人の割合が比較的高いという研究もあります。
絶対音感の特性には以下のようなものがあります。
- 楽曲を聴いた瞬間に調を把握できる
- 楽器なしに特定の音程で歌い始められる
- 日常の騒音(救急車のサイレン・チャイムなど)も音名として知覚してしまう
- チューニングがずれた演奏を聴くと強い違和感を覚える
絶対音感を持つ人が必ずしも音楽的に優れているわけではなく、音楽的表現には「相対音感」(音と音の間隔を知覚する能力)も同様に重要とされています。絶対音感はあくまで聴覚の特性であり、音楽センスとは別物です。
使い方・例文
「彼女は絶対音感があるので、街で聞こえるクラクションや電子レンジの音も音名で聞こえてしまうと言っていた」のような文脈で使われます。
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