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絶対的貧困とは?

ぜったいてきひんこん

絶対的貧困とは、食料や住居など生存に必要な最低限の生活水準を満たせない状態を指す概念です。

絶対的貧困(Absolute Poverty)とは、人間が生きていくうえで不可欠な食料・衣服・住居・医療などの基本ニーズを満たせない状態を指します。収入や消費が特定の基準値(貧困ライン)を下回ることで定義され、国や地域の水準に左右されない普遍的な指標として用いられます。

世界銀行は長らく「1日1.90米ドル未満」という基準を国際的な絶対的貧困ラインとして採用してきましたが、物価の変化に合わせて定期的に見直されています。この基準以下で生活する人々は「極度の貧困」状態にあるとみなされます。

絶対的貧困は、国内の相対的格差を示す「相対的貧困」とは異なります。

  • 絶対的貧困:生存に必要な絶対的基準を下回る状態
  • 相対的貧困:その国の中央値所得の一定割合を下回る状態

サハラ以南アフリカや南アジアでは、絶対的貧困率が依然として高く、国連のSDGs(持続可能な開発目標)においても「あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困を終わらせる」ことが第1目標に掲げられています。教育・保健・インフラ整備など多角的なアプローチが、貧困削減の鍵とされています。

使い方・例文

国際援助の現場や開発経済学の議論において、「1日2ドル以下で生活する人口が何億人いるか」という形で絶対的貧困の規模が示されます。

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