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相対的貧困とは?

そうたいてきひんこん

相対的貧困とは、その社会の標準的な生活水準と比べて著しく低い所得・生活状況にある状態を指す社会経済上の概念です。

相対的貧困とは、ある社会・国の中で「標準的」とされる生活水準を大きく下回る状態にある人々の状況を指します。絶対的な飢えや住む場所がないといった「絶対的貧困」とは異なり、同じ社会の中での格差・不平等に着目した概念です。

国際的には、各国の等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人数の平方根で割った値)の中央値の50%を下回る人々を「相対的貧困者」と定義することが多く、その割合を「相対的貧困率」と呼びます。

相対的貧困が問題とされる理由は次のとおりです。

  • 教育・医療・住居などへのアクセスが制限されやすい
  • 社会参加の機会が奪われ、孤立につながりやすい
  • 子どもが貧困家庭で育つと学力や健康に影響し、世代間で連鎖しやすい
  • 精神的ストレスや自己肯定感の低下にもつながりやすい

日本でも相対的貧困率が主要先進国と比較して高めであることが指摘されており、特にひとり親家庭や高齢単身世帯での貧困が社会問題として議論されています。政策的には給付金・生活保護・教育支援などの制度が対策として設けられていますが、制度と実態のギャップが課題として残っています。

使い方・例文

「日本の相対的貧困率は先進国の中でも高い水準にあるとされ、特にひとり親家庭での問題が深刻だ」という形で、社会問題や政策議論の文脈でよく登場する言葉です。

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