紋帳とは?
もんちょう
紋帳とは、様々な家紋の図案を収録・分類した図鑑や目録のことで、家紋の調査や職人の参考資料として使われます。
紋帳(もんちょう)とは、家紋の図案を体系的に集めて分類・掲載した書物や図鑑のことです。日本では家紋文化が武家・公家・商家の間に広まるにつれ、その種類が数千に達したため、整理・記録するための紋帳が作成されるようになりました。
- どの家がどの紋を使っているかを調べる身元確認の参照
- 染物師や彫師など職人が正確な図案を描くための手本
- 紋の意匠を後世に伝えるための記録・保存
- 新たな紋を作成する際の類似紋の確認
紋帳には植物・動物・器物・幾何学紋など多様なカテゴリが設けられ、同一モチーフの派生形が並べて掲載されることが一般的です。江戸時代には多くの紋帳が刊行され、家紋文化の普及に大きく貢献しました。
現代でも家紋研究や和装産業の現場では紋帳が活用されており、デジタル化された紋帳データベースも広まっています。家系調査や和装の礼服を仕立てる際には、今なお重要な参照資料となっています。
使い方・例文
着物の染め職人が依頼された家紋を正確に再現する際や、自分の家の家紋を調べたい人が参照するのが紋帳です。
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