紅一点とは?
こういってん
紅一点とは、多くの男性の中にただ一人いる女性、または大勢の中でただ一つ際立って目を引くものを意味する表現です。
「紅一点」は、日本語の慣用句で、多くの男性の集団の中にたった一人女性がいる状況、またはそのような存在のことを指します。もとは「たくさんの緑の中にただ一輪の赤い花が映える」という意味の詩的表現に由来し、そこから転じて現代の意味になりました。
語源は中国の詩人・王安石(おうあんせき)の詩「万緑叢中紅一点(まんりょくそうちゅうこういってん)」とされています。緑一色の草叢の中に、ただ一点だけ鮮やかな赤い花が咲いているさまを詠んだもので、際立った存在の美しさや希少性を表していました。
現代日本語での主な使われ方は次のとおりです。
- 男性ばかりの職場・グループに女性が一人だけいる状況
- 地味な集団の中でひときわ目立つ個性的な人や物
- 大多数とは異なる一点だけが際立っている場面
近年は、「女性が一人だけ」という用法がジェンダーの固定観念を前提にしているという観点から、使い方に注意を促す声もあります。文脈によっては「唯一の女性メンバー」「際立った存在」と言い換えることも増えています。本来は「一つだけ際立って輝く存在」を称える美しい表現です。
使い方・例文
「そのプロジェクトチームは10人全員男性で、彼女だけが紅一点だった。」のように、多数の男性の中で唯一の女性を指す場面や、大勢の中で際立つ存在を表す際に使います。
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