箏曲とは?
そうきょく
箏曲とは、箏(こと)を主役とする日本の伝統的な器楽・声楽の音楽ジャンルで、独奏から合奏まで幅広い形式を持ちます。
箏曲(そうきょく)とは、箏(こと)を中心楽器として演奏される日本の伝統音楽のジャンルです。箏は13本の弦を持つ撥弦楽器で、奈良時代に大陸から伝来し、日本の音楽文化の中で独自の発展を遂げました。
箏曲の歴史は江戸時代に大きな転換点を迎えます。17世紀に筑紫流を基盤として八橋検校(やつはしけんぎょう)が現代の箏曲の原型を作り上げ、その代表作「六段の調」は今も広く演奏される名曲です。その後、生田流と山田流という二大流派に分かれ、それぞれ独自の奏法と演目を持つに至りました。
箏曲にはさまざまな形式があります。
- 独奏曲:箏のみで演奏される純器楽曲
- 歌曲(うた物):箏の演奏に歌声を乗せるもの
- 三曲合奏:箏・三味線・尺八(または胡弓)の三種による合奏
- 現代邦楽:西洋楽器と共演する現代的な編成
明治以降は西洋音楽の影響を受けつつも、宮城道雄のような革新的な作曲家が新たな箏曲を生み出し、ジャンルの幅を広げました。現在も学校教育の和楽器授業や演奏会など、幅広い場で箏曲は演奏され続けています。
使い方・例文
「六段の調」や「春の海」は箏曲の代表的な曲として知られており、お正月のBGMとして耳にしたことがある方も多いでしょう。
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