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生田流とは?

いくたりゅう

生田流とは、江戸時代初期に生田検校が創始した箏(こと)の流派で、現在も広く普及している日本の代表的な箏曲の流儀です。

生田流(いくたりゅう)は、江戸時代初期に生田検校(1656〜1715年)が京都で興した箏曲(そうきょく)の流派です。箏の演奏流儀として、もう一方の主流である山田流とならぶ二大流派の一つで、主に上方(関西)を中心に発展しました。

生田流の技術的・様式的な特徴として、以下が挙げられます。

  • 爪の形が角爪(かくづめ)と呼ばれる四角形で、独特の音色を生む
  • 箏を演奏者の左斜め前に置き、やや斜めに構えるスタイル
  • 繊細で流麗な音楽表現を得意とする
  • 三絃(さんげん・地唄三味線)との合奏「地唄箏曲」として発展

生田検校は八橋検校(やつはしけんぎょう)の系譜を引きながら独自の様式を確立し、多くの弟子を育てました。その後、宮城道雄など近代の著名な箏曲家も生田流を基盤に活動し、現代箏楽の礎を築きました。

現代でも生田流は全国に多くの演奏家と教授者を持ち、箏の普及活動や現代音楽との融合など、幅広い場面で活躍しています。国の無形文化財としても重要視されています。

使い方・例文

箏教室で「さくらさくら」や「六段の調」を習う際、多くの場合は生田流の奏法で学ぶことになります。爪の形や箏の置き方で山田流と区別できます。

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