突き板とは?
つきいた
突き板とは、木材を薄くスライスした0.2〜1mm程度の薄い板で、家具や建材の表面に貼り付けて木目の美しさを出すために使われます。
突き板(つきいた)とは、丸太や角材を0.2〜1mm程度の薄さにスライスして作った木材の薄板です。英語では「ベニヤ(Veneer)」とも呼ばれます。その薄さから単体での使用は難しく、合板・MDF・集成材などの基材の表面に接着して使われることが一般的です。
製造方法には主に以下の3種類があります。
- ロータリー切削:丸太を回転させながらむき取る方法(合板の表面材に多い)
- スライサー切削:丸太を固定して薄くスライスする方法(美しい木目が得られる)
- 半ロータリー切削:上記2つの中間的な方法
突き板の最大の利点は、希少な銘木(ウォールナット・ローズウッド・チークなど)でも薄くスライスすることで多くの面積をカバーでき、無垢材に比べて低コストで美しい木目を表現できることです。また、温度・湿度変化による反りや割れが起きにくく、無垢材より安定した素材とも言えます。
家具業界では「突き板家具」として商品化されており、高品質な家具でもコストを抑えるために突き板仕上げが採用されることは珍しくありません。ただし、傷が深くなると下地が見えてしまうため、取り扱いには注意が必要です。木材資源の効率的な活用という観点からも、突き板技術は持続可能な木材利用に貢献しています。
使い方・例文
家具店で「天然木突き板仕上げ」と記載されたテーブルやキャビネットを選ぶ場面や、内装の壁面パネルの素材説明として登場します。
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