空焼きとは?
からやき
空焼きとは、鉄製の調理器具に油や食材を入れず空のまま加熱する処理のことで、主に錆止めを除去したり油をなじませたりするために行います。
空焼き(からやき)とは、調理器具に何も入れない状態で直火や熱源にかけて加熱する作業のことです。鉄製のフライパン・鉄鍋・中華鍋などの新品を使い始める際に行う「シーズニング」の工程として広く知られています。
新品の鉄製調理器具には、出荷時に錆を防ぐための錆止め塗装(ワックスや防錆コーティング)が施されています。この塗装を加熱によって焼き切るのが空焼きの主な目的です。手順としては以下のように行います。
- 調理器具を洗剤で洗ってよく乾かす
- 中〜強火で全体が青みがかるまで加熱する(煙が出ることがある)
- 粗熱が取れたら植物油を薄く塗り広げてなじませる
- 不要な油を拭き取って冷ます
この処理によって、鉄の表面に酸化皮膜が形成され、食材がくっつきにくくなり、錆びにくさも向上します。使い込むほど油がなじんで「油ならし」が進み、いわゆる「育てる」感覚で性能が増していくのも鉄製品の特徴です。
土鍋の空焼きは意味が異なり、素地のひび割れや強度確認のために行う場合もあります。また、陶芸の世界では素地を本焼きする前の工程を指すこともあります。
使い方・例文
購入したばかりの鉄製中華鍋は、最初に空焼きして錆止めを除去し、その後に油をなじませることで、炒め物がくっつきにくくなります。
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