秋霜とは?
しゅうそう
秋霜とは秋に降りる霜のことで、転じて「厳しく容赦のないこと」を比喩的に表す言葉としても使われます。
秋霜(しゅうそう)には、大きく二つの意味があります。一つは自然現象としての「秋に降りる霜」、もう一つは「厳しく鋭いこと・容赦のないこと」を表す比喩的・慣用的な用法です。
自然現象としての秋霜は、秋の気温が低下して地表付近の温度が0℃以下になったとき、大気中の水蒸気が昇華(または凝固)して地面や植物の表面に白い結晶として付着したものです。日本では9月から11月にかけて各地で観測され、農業においては初霜の時期が作物の収穫や管理の目安とされています。特に初霜が農作物に与えるダメージは大きく、霜害と呼ばれます。
一方、比喩的な用法として「秋霜のごとく厳しい」という表現は古くから使われており、特に法の執行・裁きの厳格さや、上位者の峻厳な態度などを表現する際に用いられます。「秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)」という四字熟語もあり、秋の霜と夏の烈しい太陽を並べて、刑罰や規律の厳しさを表します。検察庁のバッジ(検察官章)にこの「秋霜烈日」が刻まれていることは有名です。
俳句や和歌では秋の季語としても親しまれており、日本語の豊かな自然表現のひとつです。
使い方・例文
「秋霜烈日の精神で職務にあたる」という表現は検察官の厳格な姿勢を表す言葉として知られており、検察官章にもこの言葉が刻まれています。
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