磁気逆転とは?
じきぎゃくてん
磁気逆転とは、地球の磁場の向き(N極とS極)が過去に繰り返し入れ替わってきた現象で、地磁気逆転とも呼ばれます。
磁気逆転(じきぎゃくてん)とは、地球が持つ地磁気(地球磁場)のN極とS極が入れ替わる現象のことをいいます。「地磁気逆転」とも呼ばれ、現在の地球では地理上の北極付近に磁気的な南極があり、羅針盤のN極がそこを指していますが、過去には逆の状態が何度も繰り返されてきました。
地磁気は地球内部の外核(液体鉄)の対流運動によって生じるダイナモ作用によって維持されていると考えられています。この対流パターンが変化することで磁場の向きが不安定になり、長い時間をかけてN極とS極が入れ替わると考えられています。
磁気逆転に関する主な知見は以下の通りです。
- 過去数百万年の間に何度も発生しており、その頻度は一定ではない
- 玄武岩など火山岩が冷え固まる際に磁気を記録するため、海底や地層の岩石から過去の逆転が解読できる
- 最後の逆転(松山-ブリュヌ境界)は約78万年前に起きたとされ、千葉県の地層がその境界の国際標準として認定され「チバニアン」の由来となった
- 逆転の期間は数千年から数万年かかると考えられており、その間は磁場が弱まり複雑になる
磁気逆転は地球の歴史を読み解く重要な手がかりであり、プレートテクトニクス理論の確立にも大きく貢献した概念です。現在も研究が進められています。
使い方・例文
磁気逆転は地球科学の授業や「チバニアン」のニュースで話題になり、約78万年前の地磁気逆転の証拠が千葉の地層に残っています。
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