石付きとは?
いしつき
石付きとは、盆栽の樹形の一つで、木の根が岩や石に絡みついて成長する自然の景観を再現した仕立て方です。
石付き(いしつき)とは、盆栽における独特の樹形スタイルの一つで、植物の根を岩や石に這わせたり、石の割れ目や窪みに植え込んで固定し、自然の山岳・渓谷・海岸の岩場などを模した景観を作り出す手法です。
石付きには主に以下の2つのスタイルがあります。
- 石上樹(いしうえき):石の上や窪みに土と根を収め、石の上で生育させる形。水盤に水を張って配置することが多い
- 石抱き(いしだき):大きな石の周囲や割れ目に根を絡ませながら幹を伸ばす形。根が石を包み込む迫力のある姿になる
石付きを作る際には、根が石の表面に密着するようにワイヤーや包帯で固定し、数年かけて根を石に順応させます。使う石は吸水性があり根が活着しやすい火山岩・龍眼石・鞍馬石などが好まれます。仕上がりには数年〜十数年を要し、時間をかけて根と石が一体となったとき、大自然の岩場に根を張る老木のような迫力と風情が生まれます。松・ヒノキ・真柏などで作られることが多いです。
使い方・例文
石付き盆栽の代表例として、荒々しい火山岩の割れ目から根を張り出した五葉松は、高山の断崖に生きる老木を連想させる作品として展示会でも人気があります。
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