皐月とは?
さつき
皐月とは、サツキツツジの別称で、初夏に鮮やかな花を咲かせる日本原産の低木です。
皐月(さつき)とは、ツツジ科ツツジ属の常緑低木Rhododendron indicumの和名で、サツキツツジとも呼ばれます。「皐月」という名は旧暦の五月(さつき)に花が咲くことに由来しており、一般のツツジより開花時期がひと月ほど遅いのが特徴です。
日本の南から本州にかけて、川沿いの岩場や渓流の岩壁に自生します。葉は小さくて光沢があり、花は紅・桃・白・絞りなど多彩な色と模様のものが園芸品種として数百種以上作出されています。
皐月が特に重要な位置を占めるのが盆栽の世界です。小さな葉と多花性・耐剪定性の高さから盆栽素材として最適で、次のような特徴が評価されています。
- 根の発達が旺盛で、根張りを鑑賞する「根上がり」スタイルに適している
- 花後の強剪定に耐え、毎年安定した開花が楽しめる
- さし木による繁殖が容易で、普及品から銘品まで幅広く流通する
- 花と樹形の両方を鑑賞できる数少ない盆栽樹種のひとつ
庭木・生垣としても広く植えられており、5〜6月に一斉に咲く様子は日本の初夏の風物詩となっています。皐月展などの盆栽展覧会では、花の美しさと樹形の完成度を競う高度な評価が行われます。
使い方・例文
「皐月の盆栽が紅色の花を満開にした姿は、初夏の縁側を華やかに彩ってくれる」のように、観賞植物や盆栽の樹種として使われます。
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