皆既月食とは?
かいきげっしょく
皆既月食とは、月が地球の影にすっぽり入り込み、月全体が暗く赤みがかった色に変わる天文現象です。
皆既月食(かいきげっしょく)とは、太陽・地球・月が一直線に並び、月が地球の影(本影)に完全に覆われる現象です。月食は太陽光が月に届かなくなることで起こりますが、地球の大気を通り抜けた赤い光だけが月面に届くため、皆既中の月は「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる独特の赤みを帯びた色に見えます。
月食は満月のときにのみ起こりますが、月の軌道が地球の公転面(黄道)に対して約5度傾いているため、毎回の満月に月食が起きるわけではありません。月が本影に一部だけ入る「部分月食」と、完全に入る「皆既月食」に分けられます。
皆既月食の特徴をまとめると次のとおりです。
- 継続時間は最長で約1時間40分程度になる
- 月の赤みの濃さは大気中の塵や雲の量によって変わる
- 日食と異なり、月が見える地域全体で同時に観察できる
- 特別な道具がなくても肉眼で安全に観察できる
古代から月食は不吉な前兆と受け止められることもありましたが、現代では仕組みが解明されており、観測イベントとして世界中で親しまれています。日本では年に数回程度、条件が重なれば皆既月食を観察できる機会があります。
使い方・例文
「今夜は皆既月食が見られるというので、庭に出て月が赤銅色に染まる様子をカメラで撮影した。」
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