本文へスキップ

猫なで声とは?

ねこなでごえ

「猫なで声」とは、猫を撫でるときのような甘くやわらかい声で、相手に媚びたり機嫌をとったりするときに出す声を意味します。

「猫なで声」は、猫を撫でるときに人が思わず出してしまうような、やわらかく甘ったるいトーンの声を指す慣用表現です。転じて、何か頼み事をするときや機嫌を取りたいときに意図的に出す媚びた声・作り声のことを表します。

猫はなでると喜んでくれるため、人は自然と声を柔らかくやさしくします。その様子から、相手を懐柔しようとして意図的に声の調子を変える行為を「猫なで声」と表現するようになりました。本心からではなく、何らかの目的のためにわざと出すという含意がある点が特徴です。

具体的にはこのような場面で使われます。

  • 子どもが親に何かをねだるときに甘えた声を出す場面
  • 部下が上司にお願いごとをするときにやたら低姿勢になる様子
  • 販売員や営業マンが顧客に媚びるような接客をするとき
  • けんかの後に仲直りを求めてすり寄る場面

「甘い声」「媚びる声」に近い意味ですが、「猫なで声」はそのあざとさや作り物っぽさへの軽いからかいのニュアンスを含みます。使われる文脈によっては、かわいらしい様子として描写されることも、やや白々しい態度として批判的に描かれることもある表現です。

使い方・例文

「欲しいゲームがあるとわかると、子どもはすぐ猫なで声で親に話しかけてくる」のように、何かを目的として甘えた声を出す様子を表すのに使います。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語