濃霧とは?
のうむ
濃霧とは、視程が著しく低下するほど濃い霧のことで、交通機関や日常生活に大きな影響を与える気象現象です。
濃霧(のうむ)とは、大気中の微細な水滴が大量に浮遊して視程(見通せる距離)を著しく低下させた状態の霧を指します。一般に気象の分野では視程が100メートル未満となった場合を「濃霧」と定義し、航空・海運・陸上交通において特に注意が必要な気象現象とされています。
濃霧が発生するおもな条件には次のものがあります。
- 放射冷却:晴れた夜間に地表が冷えて気温が露点以下になる場合(放射霧)
- 暖かく湿った空気が冷たい地面や海面の上を流れる場合(移流霧)
- 川や湖など水面からの蒸発が盛んな朝方(蒸気霧)
濃霧が発生すると、視界が大幅に遮られることで自動車事故や船舶の衝突リスクが高まります。航空機の離着陸が制限されたり、高速道路が通行止めになるケースも少なくありません。気象庁は視程が500メートル以下になると予想される場合に「濃霧注意報」を発表し、注意を促します。
濃霧は早朝に多く見られ、日射によって気温が上がると自然に消えることが多いため、天気予報との組み合わせで行動計画を立てることが重要です。
使い方・例文
早朝の高速道路に濃霧注意報が発令されると、速度規制や視界確保のためにフォグランプの使用が呼びかけられます。
この用語をシェア
最終更新: