漁港とは?
ぎょこう
漁港とは、漁船の出入りや水産物の水揚げ・流通を支えるために整備された港湾施設のことです。
漁港とは、漁業活動の拠点となる港湾で、漁船の係留・修理・燃料補給から水産物の荷揚げ・選別・出荷まで一貫した機能を持つ施設です。日本では漁港漁場整備法によって法的に定義・管理されており、規模や重要度に応じて第1〜4種に分類されています。
漁港の主な施設構成は以下の通りです。
- 防波堤・護岸:波浪から港内を守り漁船の安全を確保する
- 岸壁・物揚場:漁船が横付けして水産物を陸揚げする場所
- 荷さばき施設:水揚げした水産物を選別・計量・仕分けする場所
- 製氷・冷蔵施設:鮮度保持のための冷却設備
- 給油・給水施設:漁船への燃料・真水の供給
日本全国には約2,800か所の漁港があり、沿岸漁業から沖合漁業まで規模の異なる漁業者を支えています。特に大型の漁港では早朝に競り(せり)が行われ、仲買人や小売業者が魚の価格を決定します。
近年は漁業従事者の高齢化・減少に伴い、漁港の統廃合や機能集約化が進んでいます。また、津波対策としての防潮堤整備や、観光・食育目的でのにぎわい創出(漁港市場の観光開放など)も注目されています。
使い方・例文
朝4時頃から水揚げが始まる漁港では、まき網漁船からサバやアジが次々と陸揚げされ、続いてセリ場で鮮魚の競りが行われます。
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