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温暖前線とは?

おんだんぜんせん

温暖前線とは、暖かい気団が冷たい気団の上に緩やかに乗り上げながら進む前線で、通過後は天気が回復に向かいます。

温暖前線とは、暖かい空気の塊(暖気団)が冷たい空気の塊(寒気団)に向かって進み、寒気の上を緩やかな傾斜で乗り上げていくときにできる前線のことです。天気図上では、進行方向に半円形の記号を並べた線で表されます。

温暖前線が近づくと、暖気が寒気の上をゆっくりと滑るように上昇するため、広い範囲にわたって層状の雲が発達します。前線の通過に先立って高層に巻雲や巻層雲が現れ、次第に高積雲や乱層雲へと厚みを増していき、長時間にわたって弱い雨が降り続くことが多いのが特徴です。

温暖前線が通過すると、それまで優勢だった寒気に代わって暖気に覆われるため、気温は上昇し、雨は次第に弱まったり止んだりして天気が回復に向かう傾向があります。これは、寒気が暖気を押し上げて急な上昇気流と激しい雨をもたらしやすい寒冷前線とは対照的な特徴です。

温帯低気圧の多くは、進行方向前面に温暖前線、後面に寒冷前線を伴っており、両者の位置関係を把握することは天気予報において重要な手がかりとなります。

使い方・例文

温暖前線が近づく前日には、空に薄い巻雲が広がり、天気が下り坂になる兆しが見られることがあります。

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