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寒冷前線とは?

かんれいぜんせん

寒冷前線とは、冷たい空気の塊が暖かい空気の塊に向かって進むときに生じる境界面で、通過時に激しい天気の変化をもたらします。

寒冷前線(かんれいぜんせん)とは、冷たい気団寒気)が暖かい気団(暖気)の下に潜り込みながら前進するときにできる前線です。天気図では青い三角形マークが進行方向に向かって付いた線で表されます。

寒冷前線が接近すると、暖かい空気が冷たい空気の上に急激に押し上げられ、強い上昇気流が生まれます。この上昇気流によって積乱雲(入道雲)が発達し、短時間に激しい雨や雷、強風をもたらします。通過後は気温が急低下し、風向きが南寄りから北寄りに変わるのが特徴です。

寒冷前線の速度は温暖前線(暖気が寒気の上に緩やかに乗り上げる前線)より速く、移動速度は一般に温暖前線の約2倍とされます。そのため雨域の幅は狭いですが、降水は短時間で集中する傾向があります。

日本では、低気圧の中心から南西方向に伸びる寒冷前線が通過するたびに「天気が急変する」といった経験をする機会が多く、特に春や秋に頻繁に見られます。天気予報で「前線通過後は一時的に荒れ模様」と伝えられる場合、多くは寒冷前線の影響です。気象予報の基礎知識として学校教育でも扱われる重要な概念です。

使い方・例文

「今日の午後、寒冷前線が通過するため急に雷雨になる可能性があります」と天気予報で案内されるときがその典型的な例です。

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