浸水想定区域図とは?
しんすいそうていくいきず
浸水想定区域図とは、河川の氾濫や高潮が発生した場合に浸水が予想される区域と浸水深を示したハザードマップです。
浸水想定区域図とは、一定規模の降雨や高潮・津波によって河川や海岸から水が溢れ出た場合に、どの範囲が浸水し、その深さがどの程度になるかをシミュレーションして地図上に示した防災情報図です。水防法に基づき、国土交通省・都道府県・市区町村が作成・公表しています。
作成にあたっては、過去の洪水記録・地形データ・河川の流量計算などをもとに、コンピュータシミュレーションが行われます。想定する降雨規模には「計画規模(数十年に一度)」と「想定最大規模(千年に一度程度)」があり、近年の気候変動を踏まえて想定最大規模の公表が強化されています。
図上では浸水深に応じて以下のような色分けが一般的に使われます。
- 0.5メートル未満:床下浸水(黄色系)
- 0.5〜1メートル:床上浸水(橙色系)
- 3〜5メートル:2階床上浸水(赤色系)
- 5メートル以上:深刻な被害(紫・濃赤色系)
浸水想定区域図は市区町村のハザードマップの基礎となるデータで、避難場所・避難経路の計画や、不動産取引時のリスク確認にも使われます。国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」では全国のデータをインターネットで参照できます。
使い方・例文
引越しを検討する際、国土交通省のハザードマップポータルサイトで候補地の浸水想定区域図を確認し、大雨時に浸水リスクがある地域かどうかを事前に調べる場面で利用されます。
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