海溝とは?
かいこう
海溝とは、海底に存在する細長く深い溝状の地形で、プレートの沈み込みによって形成される地球上で最も深い場所です。
海溝(かいこう)とは、海底に形成された幅が狭く細長い深い溝のことです。一般に水深6,000m以上の深さを持つものを海溝と呼び、プレートテクトニクスにおける沈み込み帯に形成されます。
海溝は、重い海洋プレートが軽い大陸プレートや別の海洋プレートの下に沈み込む場所に発達します。沈み込むプレートが引き込まれることで、境界部分に深い谷状の地形が生じます。この過程は数千万年から数億年かけて進行します。
世界の主な海溝には以下のものがあります。
- マリアナ海溝:水深約11,000mで地球上で最も深い。西太平洋に位置。
- 日本海溝:日本列島の太平洋側に延びる。東北地方太平洋沖地震の震源域。
- チリ海溝:南米大陸西岸に沿って延びる全長4,000km以上の海溝。
- 南海トラフ:厳密には「トラフ」と呼ばれるが、関連する沈み込み帯の一部。
海溝付近では大規模な地震や火山活動が頻繁に起こります。日本列島はまさに複数の海溝と隣接しているため、世界有数の地震多発地帯となっています。また、海溝底には独自の生態系が存在し、高い水圧下に適応した生物が生息していることも知られています。
使い方・例文
「日本海溝では、太平洋プレートが毎年数cm程度の速さで北米プレートの下に沈み込んでおり、東北地方太平洋沖地震のような巨大地震の原因となっています。」
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