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活魚輸送とは?

かつぎょゆそう

活魚輸送とは、魚介類を生きたまま出荷・運搬するための技術・手段のことです。

活魚輸送とは、水産物を活きた状態で産地から消費地まで運ぶ一連の仕組みを指します。鮮度が最高水準に保たれるため、高品質刺身や活造りの需要に対応できることが最大特徴です。

輸送の方法は主に次の2種類です。

  • 水槽車:酸素供給装置を備えた専用タンクローリーで生きたまま輸送する。トラックによる陸上輸送が中心
  • 生簀付き漁船・船便:船内の生簀に魚を入れ、港から港へ生きたまま運ぶ

活魚輸送には高度な管理が必要です。水温・溶存酸素量・pH・アンモニア濃度などを常に監視し、魚のストレスを最小化します。長距離輸送の場合、密度を下げてストレスを軽減し、一定期間絶食させることで排泄物による水質悪化を防ぎます。

近年では航空便を使った国際的な活魚輸送も実用化されており、日本産の高品質な魚介類(タイ・ヒラメ・フグなど)を海外レストランへ届けるルートが整備されています。また、温度・水質データをリアルタイムで記録するIoT技術との組み合わせにより、輸送中のトレーサビリティも向上しています。活魚輸送は「生きた状態=最高の鮮度」を実現する高付加価値な水産流通の手段です。

使い方・例文

産地の市場で競り落とされたヒラメが、酸素供給付きの水槽トラックで東京の料亭まで生きたまま届けられ、その日の夜に活造りとして提供されます。

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