活断層とは?
かつだんそう
活断層とは、過去に繰り返し活動した実績があり、将来も地震を起こす可能性があると判断される断層のことです。
断層とは、地殻に力が加わって岩盤が破断し、両側がずれた構造のことをいいます。そのうち、比較的最近(一般的に過去数十万年以内)に活動した記録があり、今後も活動する可能性があると認められるものを活断層と呼びます。
日本では、地震調査研究推進本部(地震本部)が活断層の定義を「最近の地質時代(約200万年前以降)に活動し、将来も活動する可能性がある断層」としています。活断層が動くと、マグニチュード6〜7以上の内陸地震(直下型地震)を引き起こすことがあり、阪神・淡路大震災(1995年)を起こした野島断層や、熊本地震(2016年)の布田川断層帯などが有名です。
活断層の調査方法には以下のものがあります。
- 空中写真・衛星画像による地形判読
- トレンチ(溝)調査で地層の変位を確認
- ボーリング調査
- 地震波探査
活断層の位置を把握することは、建築基準法や原子力発電所の安全審査においても重要です。日本列島には2,000以上の活断層が確認されており、地震大国・日本の地震リスクを理解するうえで欠かせない概念です。
使い方・例文
「この地域の直下には活断層が走っており、大規模な直下型地震が懸念されている」「新しいビルを建てる前に、敷地内に活断層がないか調査が行われた」のように使います。
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