油断ならないとは?
ゆだんならない
「油断ならない」とは、その人や状況は警戒が必要で、少しも気を緩めてはいけないという意味の表現です。
「油断ならない」は、相手や状況に対して油断することができない、つまり常に警戒・注意が必要であるという意味の慣用句です。「油断」とは気を緩めること・注意を怠ること、「ならない」はしてはいけないという否定の形で、合わせて「決して気を抜いてはいけない」という強い警戒の意味を表します。
「油断」という言葉の語源については諸説あります。仏教用語で「油の満たされた鉢を持って歩く際に一滴もこぼしてはならない」という故事に由来するという説が有名です。また、灯明(灯火)に使う油を断やしてしまう、つまり明かりが消えるほど不注意になるという説もあります。
「油断ならない」が指す対象は大きく二つに分けられます。
- 人物に対して:「あの人は油断ならない」のように、その人が抜け目なく巧みで、隙を見せると何をするか分からないという警戒感を示す
- 状況に対して:天気や競技の展開など、「まだ油断ならない状況だ」のように、安心できない状態であることを指す
類義語には「油断できない」「侮れない」「一筋縄ではいかない」などがあります。スポーツの実況や時代劇・小説の中でも頻繁に登場する、日本語らしい緊張感のある表現です。
使い方・例文
「相手チームは下位にいるが油断ならない実力を持っており、こちらも全力で臨む必要がある」のように、気が抜けない相手や状況を説明するときに使います。
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