河童とは?
かっぱ
河童とは、日本の伝承に登場する水辺に棲む妖怪で、頭の皿・くちばし・甲羅などを持つ独特の姿で全国に語り継がれてきた存在です。
河童(かっぱ)とは、日本各地の川・池・沼などの水辺に棲むとされる伝説上の妖怪・精霊です。「川太郎(かわたろう)」「ガタロ」「エンコ」など地方によって様々な名称があり、日本を代表する妖怪の一つとして古くから民間伝承に根付いてきました。
- 頭頂部に水を湛えた「皿(さら)」があり、これが乾くと力を失うとされる
- くちばし(またはカエルに似た口)を持ち、甲羅で覆われた身体
- 緑色または青みがかった体色で、水かきのある手足
- キュウリを好む食べ物とされ、「河童の好物はキュウリ」として広く知られる
河童は人や家畜を水中に引き込む危険な存在として恐れられる一方、礼儀を重んじる義理堅い面もあるとされ、助けた人間に礼を尽くす話も数多く残っています。相撲を好むという伝承もあり、人間と相撲を取る河童の話は全国各地に伝わります。
文化的影響は広く、江戸時代の浮世絵や読本、芥川龍之介の小説『河童』(1927年)、現代のアニメ・ゲーム・キャラクターデザインまで多方面に及びます。また「河童の川流れ(どんな名人でも失敗することがある)」ということわざとしても日本語に定着しています。
使い方・例文
「河童巻き(キュウリ巻き寿司)」の名前は河童の好物から来ており、各地の民話読み聞かせや夏の怪談話、ゆるキャラデザインのモチーフとして登場します。
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