汚泥脱水とは?
おでいだっすい
下水処理や浄水処理で発生した泥状の汚泥から水分を機械的に絞り出し、減量・減容して処理しやすくする技術です。
汚泥脱水とは、下水処理場・浄水場・工場排水処理設備などで発生する泥状の汚泥に含まれる大量の水を、機械的な力で取り除いて固形分の割合を高める処理のことです。
汚泥はそのままでは水分率が95〜99%にも達するため、重く量も膨大で輸送・処分が困難です。脱水処理を行うと水分率を70〜85%程度まで低下させ、体積と重量を大幅に削減できます。これにより埋立や焼却などの最終処分や、堆肥・セメント原料などへの再利用が現実的になります。
脱水の主な方式には、遠心力を利用する遠心脱水機、ベルト状のろ布で汚泥を挟んで圧搾するベルトプレス、密閉した室に汚泥を送り込んで加圧するフィルタープレスなどがあります。処理する汚泥の性状や求める含水率によって適切な方式が選ばれます。
脱水前には凝集剤(高分子凝集剤など)を加えて汚泥の粒子を凝集させる「調質」工程を行うことが多く、脱水効率を高めます。汚泥脱水は廃棄物の適正管理と資源循環の観点から、現代の水処理において欠かせない重要な工程です。
使い方・例文
下水処理場では毎日大量に発生する汚泥を脱水機にかけて体積を減らし、焼却処分や肥料原料として活用しています。
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