気化とは?
きか
液体が周囲から熱エネルギーを受け取って気体へと変化する現象のことで、蒸発や沸騰、昇華の一部として日常的に起こっています。
気化とは、物質が液体の状態から気体の状態へと変化する現象のことです。物質は温度や圧力によって固体・液体・気体という三つの状態(相)を行き来し、この状態変化を相転移と呼びます。気化はそのうち液体から気体への転移にあたり、逆に気体から液体へ変わる現象は凝縮と呼ばれます。
気化が起こる仕組みは、液体を構成する分子が熱エネルギーを受け取って運動が激しくなり、分子どうしを結びつけている力(分子間力)を振り切って空間へ飛び出していくことにあります。気化には主に二つの種類があります。一つは液体の表面だけで静かに進む蒸発で、洗濯物が乾いたり水たまりが消えたりする現象がこれにあたります。もう一つは液体の内部からも泡が発生し、決まった温度(沸点)で急激に進む沸騰です。水は1気圧のもとではおよそ100度で沸騰します。
気化は身近な冷却の仕組みとしても利用されており、汗が蒸発するときに体から熱を奪うことで体温を下げたり、エアコンや冷蔵庫が冷媒の気化・凝縮を繰り返して熱を移動させたりしています。
使い方・例文
汗が気化するときに周囲の熱を奪うため、体温の上昇を防ぐ効果があります。夏に打ち水をすると涼しく感じるのも、水が気化する際の気化熱によるものです。
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