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楽節とは?

がくせつ

楽節とは、音楽の形式を構成する基本単位の一つで、ひとまとまりのフレーズとして完結感をもつ旋律区切りのことです。

楽節(がくせつ)は、西洋音楽の形式論における旋律構造の基本単位で、英語では「phrase(フレーズ)」または「period(ピリオド)」と呼ばれます。一般的には4小節または8小節のまとまりを指し、ある程度の完結感をもちながらも、前後の楽節とつながって大きな音楽的文章を形成します。

楽節はさらに細かい「動機(モチーフ)」「小楽節(2小節程度)」から構成され、複数の楽節が集まって「楽段(ピリオド)」や「楽部(セクション)」となります。例えばソナタ形式の提示部・展開部・再現部、あるいはA-B-A形式(三部形式)などの大きな構造は、複数の楽節を積み重ねて作られています。

楽節の終わりは「終止(カデンツ)」によって示されます。

  • 完全終止:主和音で終わり、最も安定した区切り
  • 半終止:属和音で終わり、続きを予感させる区切り
  • 偽終止:予期しない和音で終わり、驚きや余韻を生む
楽節の概念は音楽分析・楽曲理解において基礎的な知識であり、作曲・編曲・演奏の際に旋律の「息継ぎ」や表現の区切りを意識するうえで重要です。声楽では詩の句読点と対応させて楽節を理解することも多くあります。

使い方・例文

ピアノの楽曲を練習するとき、「ここからここまでが一つの楽節」と意識することで、フレーズのまとまりを自然に表現できるようになります。

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