枸杞子とは?
くこし
枸杞子とは、ナス科クコの成熟した赤い果実を乾燥させた生薬・食材で、滋養強壮や目の疲労改善などに用いられます。
枸杞子(クコシ)は、ナス科クコ(Lycium chinense または L. barbarum)の赤熟した果実を乾燥させたものです。日本・中国・朝鮮半島などに自生するクコの木は古くから薬用・食用に利用され、漢方医学では重要な滋養生薬として位置づけられています。
漢方における枸杞子の主な効能は以下のとおりです。
- 滋陰補腎:腎の陰(体の潤いや精力の基盤)を補い、腰のだるさや疲労に用いる。
- 明目:目のかすみ、視力低下、眼精疲労などに働くとされる。
- 補肝:肝機能を助け、顔色の悪さや貧血傾向に対応する。
代表的な配合方剤には「杞菊地黄丸(こきくじおうがん)」「六味地黄丸(ろくみじおうがん)」などがあります。近年はスーパーフードとして「ゴジベリー(goji berry)」の名で世界的に注目を集め、ポリフェノール・ベタイン・ゼアキサンチン・ビタミン類を豊富に含むことが科学的に確認されています。
料理にも応用でき、粥・スープ・薬膳料理の彩りや栄養補給として使われます。ただし過剰摂取は避け、妊娠中の方や薬を服用中の方は事前に専門家に確認することが望まれます。
使い方・例文
薬膳スープに枸杞子を数粒加えると鮮やかな赤い色が映え、見た目にも美しい一椀になります。ドライフルーツとしてそのまま食べることもでき、健康志向のグラノーラやサラダのトッピングとして活用されています。
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