養生とは?
ようじょう
養生とは、体を大切にして健康を維持・回復させるための生活上の心がけや行為全般を指す言葉です。
養生(ようじょう)とは、食事・睡眠・運動・休養などを適切に整え、心身の健康を保ち病気を予防・回復させることを指します。古くは中国の伝統医学(漢方・東洋医学)に由来する概念で、日本には奈良・平安時代以降に伝わりました。江戸時代の貝原益軒が著した「養生訓(1713年)」は、日本における養生思想の代表的な著作として広く知られています。
養生の基本的な考え方には以下のような要素が含まれます。
- 食養生:季節や体質に合わせた食事を選び、過食・偏食を避ける
- 睡眠・休養:十分な睡眠をとり、疲労を溜め込まない
- 適度な運動:気血の巡りを促すための体の動かし方
- 精神的な安定:ストレスや感情の乱れを抑え、心の平穏を保つ
現代では、病後の回復期に安静にして体力を取り戻す意味でも使われます。また建築・土木の分野では、コンクリート打設後に乾燥・ひび割れを防ぐため水分を保持する管理作業を「養生」と呼ぶなど、「大切に保護する」という意味で幅広く使われる語でもあります。健康意識の高まりとともに、東洋医学の養生概念を取り入れたライフスタイル提案が近年改めて注目されています。
使い方・例文
風邪をひいた後に「しっかり養生して早く治してください」と言われる場面や、漢方外来で医師から「冷たいものを避けて食養生を心がけましょう」とアドバイスされる場面で使われます。
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