松本幸四郎 (二代目白鸚)とは?
まつもとこうしろう
松本幸四郎(二代目白鸚)とは、歌舞伎の名門・高麗屋に生まれ、歌舞伎と共に西洋ミュージカルにも精力的に取り組んだ昭和・平成を代表する歌舞伎俳優です。
松本幸四郎(二代目白鸚)(1942〜2023年)は、歌舞伎界の名門・高麗屋の出身で、本名を藤間照薫といいます。父は七代目松本幸四郎(初代白鸚)で、父の名を継いで九代目松本幸四郎を長く名乗り、2018年に二代目松本白鸚を襲名しました。
歌舞伎役者として「弁慶」の当たり役で知られ、勧進帳の武蔵坊弁慶は特に評価が高く、数百回以上の上演を重ねた代名詞的な役となりました。重厚かつ豪快な芸風は「高麗屋の荒事」として歌舞伎ファンに親しまれました。
また、歌舞伎にとどまらず、日本のミュージカル史においても先駆的な役割を果たしました。「ラ・マンチャの男」をはじめとするミュージカルに積極的に挑戦し、歌舞伎俳優が本格的にミュージカルに取り組む道を開いた存在として演劇界全体から高く評価されています。
息子の十代目松本幸四郎と孫の市川染五郎も歌舞伎俳優として活躍しており、高麗屋の伝統を現代に受け継いでいます。2023年に逝去し、昭和・平成の歌舞伎界を牽引した大きな存在として惜しまれています。
使い方・例文
歌舞伎公演のプログラムや日本の演劇史を紹介する記事で、弁慶役の名優・ミュージカルとの架け橋として松本幸四郎(二代目白鸚)の名が挙がります。
この用語をシェア
最終更新: