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朱印船貿易銀とは?

しゅいんせんぼうえきぎん

朱印船貿易銀とは、江戸時代初期の朱印船貿易で東南アジアとの取引に使われた銀貨・銀地金のことで、当時の日本の国際貿易を支えた決済手段です。

朱印船貿易銀とは、江戸幕府が渡航許可証(朱印状)を交付した朱印船による東南アジア貿易において、主要な決済手段として用いられた銀のことです。17世紀前半の朱印船貿易最盛期に、日本から輸出される銀は東南アジア各地で高い需要がありました。

当時の日本は世界有数の銀産出国であり、石見銀山などで産出された銀は「丁銀」や「豆板銀」などの形状で流通していました。この日本銀は純度が高く信頼性があったため、東南アジアの港市国家との取引でも広く受け入れられました。

朱印船貿易銀の歴史的な役割と特徴は以下の通りです。

  • 生糸・絹織物・陶磁器などを輸入する際の対価として輸出された
  • 日本銀はアジアの国際交易ネットワークに組み込まれていた
  • 幕府は銀の輸出管理を通じて貿易を統制しようとした
  • 1635年の鎖国令により朱印船貿易は禁止され、銀輸出も大きく制限された

朱印船貿易銀は日本が東南アジアとの交流において果たした経済的役割を示す重要な存在であり、当時の国際的な銀流通の一端を担っていました。

使い方・例文

東南アジアに渡った朱印船の商人たちは、現地の生糸や鹿皮などと日本銀を交換し、その利益を日本に持ち帰りました。タイのアユタヤ朝や越南などの港市で日本銀が流通していた記録が残っています。

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