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本場黄八丈とは?

ほんばきはちじょう

本場黄八丈とは、東京都八丈島で古来より生産されてきた絹織物で、鮮やかな黄・樺・黒の草木染めが特徴の伝統工芸品です。

本場黄八丈(ほんばきはちじょう)は、東京都八丈島で生産される伝統的な絹の平織物です。その名の通り「黄」を基調とした鮮やかな色合いが最大特徴で、国の伝統的工芸品に指定されています。

色彩は主に三系統あります。

  • 黄八丈:コブナグサ(八丈刈安)で染めた鮮やかな黄色
  • 樺八丈(鳶八丈):マダミ(タブノキ)で染めた赤みがかった茶色
  • 黒八丈:椎の木の樹皮などで染めた深い黒色

染色には島内自生の植物を用い、媒染剤として泥や灰汁を使う「泥染め」が行われます。染めと織りを繰り返す手間のかかる工程を経て、格子縞・縦縞・横縞などの柄が生まれます。

江戸時代には八丈島が幕府の天領(直轄地)であったため、黄八丈は献上品として江戸に送られ、町人文化の中で流行しました。現在は高級着物地として茶道・歌舞伎・日本舞踊などで愛用されるほか、島のアイデンティティとして大切に守られています。

使い方・例文

着物好きの間では「本場黄八丈の着物」は産地証明付きの高級品として知られ、コレクターや茶道の場で珍重されています。

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