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木馬亭とは?

もくばてい

木馬亭とは、東京・浅草にある浪曲講談を専門に上演する日本唯一の定席演芸場です。

木馬亭(もくばてい)は、東京都台東区浅草二丁目に位置する演芸場で、浪曲浪花節)と講談を専門に上演する定席(じょうせき)として知られています。現存する演芸場の中で、浪曲を中心に定期公演を続けている場所は国内でも非常に珍しく、浪曲ファンや伝統芸能愛好者にとって特別な場所となっています。

木馬亭の前身は明治時代にまでさかのぼり、浅草という大衆文化の中心地に根ざした長い歴史を持っています。現在の建物は昭和期に建てられたもので、こぢんまりとした客席と木の温もりを感じる内装が、下町の人情と浪曲の世界観によく合った雰囲気を醸し出しています。

公演は毎月定期的に開催され、浪曲師・曲師(三味線伴奏者)のコンビによる浪曲の高座と、講談師による講談が交互に演じられます。浪曲は「節」と「啖呵(たんか)」を組み合わせた独特の語り芸で、義理・人情・武勇伝などの題材を迫力ある声で聴衆に伝えます。木馬亭はそうした浪曲の魅力を現代に伝え続ける場として、若い世代の浪曲師にとっても大切な登竜門となっています。

入場料が比較的リーズナブルで気軽に足を運べることも、長年にわたって地域の人々や観光客に親しまれてきた理由のひとつです。

使い方・例文

「浅草観光のついでに木馬亭に立ち寄ると、他では滅多に聴けない浪曲の生の高座を体験でき、日本の下町文化の深さを感じることができる。」

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