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明朝体とは?

みんちょうたい

明朝体とは、縦線が太く横線が細い、横線の端に三角形の飾り(うろこ)がついた日本語の代表的な書体で、書籍や新聞の本文に広く使われます。

明朝体(みんちょうたい)とは、日本語の活字書体のひとつで、縦線が太く横線が細い、横線の終わりに三角形の「うろこ」と呼ばれる飾りがつくのが特徴です。欧文書体における「セリフ体(ローマン体)」に相当する書体として位置づけられます。

明朝体の名称は、中国の明朝時代(14〜17世紀)に木版印刷技術の発展とともに整備された楷書ベースの書体に由来するとされています。日本には江戸時代以降に伝わり、活版印刷の普及とともに出版文化に深く根付きました。

明朝体が持つ主な特徴と用途は以下のとおりです。

  • 可読性の高さ:長文を読む際に目が疲れにくく、読み続けやすい。
  • 伝統的・格調ある印象:書籍・新聞・法律文書・冠婚葬祭の案内などに使われる。
  • 画数の多い漢字でも判別しやすい:線の強弱が字形を区別しやすくする。

日本の主な明朝体フォントとしては、モリサワの「リュウミン」「本明朝」、フォントワークスの「筑紫明朝」、OSに標準搭載される「游明朝」「ヒラギノ明朝」などが知られています。対照的な書体として、線の太さが均一な「ゴシック体」があり、明朝体は本文に、ゴシック体は見出しやデジタル表示に使い分けられることが多いです。デジタルメディアではゴシック体が主流になりつつありますが、文学作品や高品質な印刷物では明朝体が今も選ばれています。

使い方・例文

小説の文庫本の本文、新聞の記事テキスト、大学の卒業証書など、「読ませる」ことを主目的とした場面で明朝体が使われています。縦線が太く横線が細いのが見分けるポイントです。

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