日暈とは?
にちうん
日暈とは、太陽の周りに現れる光の輪のことで、上空の薄い雲に含まれる氷の結晶が光を屈折させることで生じる大気光学現象です。
日暈(にちうん・ひがさ)とは、太陽の周りに円形の光の輪が現れる現象です。高層の薄い雲(巻雲・巻層雲)に含まれる六角形の氷の結晶が太陽光を屈折・分光することで生じる大気光学現象で、ハロ(halo)とも呼ばれます。
日暈の最も一般的なものは、太陽から約22度離れた位置に現れる「22度ハロ」です。輪の内側が暗く、外側に向かって赤・橙・黄などの色が並ぶことがあります。条件によっては、より大きな「46度ハロ」や、横に伸びる「幻日(げんじつ)」、空に弧を描く「日周弧」なども見られます。
日暈が発生する仕組みは次の通りです。
- 上空約6000メートル以上の巻層雲が広がる
- 雲の中の氷の結晶(六角柱状)に太陽光が入射する
- 結晶が光を屈折・分散させて輪状の像を作る
- 氷の形状によって角度が決まるため、常に約22度の半径になる
日暈は、天気が崩れる前兆とされることがあります。巻層雲は前線の接近に伴って広がることが多く、その後に曇りや雨が続くケースが経験的に知られています。「日暈が出ると雨」という言い伝えはこれに基づいています。
日暈は比較的よく見られる現象ですが、太陽を直接見ることになるため、観察の際はサングラスや木陰などを利用して目を保護することが大切です。
使い方・例文
「昼休みに空を見上げると、太陽の周りに白い輪が広がる日暈が出ており、同僚と『明日は雨かもしれない』と話した」というように、太陽を囲む光の輪として登場します。
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