整合とは?
せいごう
整合とは、地質学において地層が連続して堆積しており、堆積の中断や侵食を挟まずに積み重なっている状態のことです。
整合(せいごう、英語:conformity)とは、地質学・層序学における用語で、隣り合う地層の間に侵食や長期的な堆積の中断がなく、地層が時間的に連続して堆積している状態を指します。その対義語は「不整合(unconformity)」で、地層の間に地殻変動・隆起・侵食による時間的なギャップがある状態を意味します。
整合の状態にある地層では、上下の層の境界(層理面)が互いに平行であることが多く、堆積環境が安定して継続していたことを示しています。海底や湖底などに砂・泥・有機物などが継続的に積み重なった場合が典型例です。
整合・不整合の判定は以下の点から行われます。
- 地層の上下関係が平行か、切断関係があるか
- 層と層の間に礫岩層(侵食の証拠)がないか
- 含まれる化石の年代に急激な飛びがないか
- 境界面の特徴(侵食面・古土壌・硬底など)の有無
整合の概念は地層の読み解き(層序解析)の基礎であり、堆積盆地の形成史や過去の環境変動を復元する上で欠かせません。石油・天然ガスなどの資源探査においても地層の連続性の把握は重要な要素です。
使い方・例文
地質調査や地学の授業では、露頭(岩石や地層が露出した場所)を観察して地層が整合か不整合かを判定することが基本的な実習のひとつです。
この用語をシェア
最終更新: