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放射状雲とは?

ほうしゃじょううん

放射状雲とは、一点から放射線状に広がって見える雲のことで、遠近法効果によって平行な雲が収束して見える現象です。

放射状雲(ほうしゃじょううん)は、空の一点(消失点)から放射線状に雲が広がって見える視覚現象です。実際には平行に並んだ雲や雲の列が地平線付近の一点に向かって収束しているように見えるのは、遠近法(透視図法)の効果によるものです。

この現象はいくつかの雲の種類や状況で観察されます。最も典型的なのは巻雲(すじ雲)が風下方向に整然と並ぶ場合で、見る角度によって扇形に広がる美しい景観を生み出します。また積雲や高積雲の列が同様に放射状に見えることもあります。

放射状雲が見えるための主な条件は次のとおりです。

  • 雲が一定方向の風によって平行に配列されている
  • 観察者からかなり遠い距離に雲が伸びている
  • 遠近効果が最大になる地平線に近い角度で眺めている

似た現象として、太陽から光線が放射状に広がる「薄明光線(こうもり光線)」がありますが、放射状雲はあくまで雲の配列が放射状に見えるものを指します。日本では「波状雲」「すじ雲の放射」と呼ばれることもあり、天気予報においては上空の風向きや気圧配置を読む手がかりになります。

使い方・例文

夕暮れ時に西の空を見ると、巻雲が地平線の一点から扇を広げたように空全体へ伸びている光景が放射状雲の典型例です。

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