操車場とは?
そうしゃじょう
操車場とは、鉄道において貨車や客車の入れ替え・仕分け・編成を行うための施設で、列車の組成や保守を担う鉄道運用の要となる場所です。
操車場(そうしゃじょう)は、鉄道において車両(主に貨車)の入れ替え・仕分け・編成を行うための専用施設です。英語では「Marshalling Yard」または「Shunting Yard」と呼ばれます。多数の線路を束ねた広大な敷地に、機関車や入れ替え用の小型機関車(入換機)が常駐し、24時間体制で車両の組み替えが行われます。
操車場の主な機能は以下のとおりです。
- 車両の仕分け:到着した貨車を行き先別に仕分けし、次の列車に組み込む
- 列車の組成:目的地が同じ貨車を集めて一本の列車(編成)を作る
- 車両の検査・整備:軽微な点検や清掃などの保守作業を行う
- 機関車の付け替え:牽引する機関車を交替させる
操車場には「ハンプヤード」と呼ばれる小高い丘(ハンプ)を利用したシステムがあり、貨車を丘の上から転がして重力で仕分け線へ振り分ける方法が広く採用されてきました。これにより入れ替え作業の効率が大幅に向上しました。
日本では国鉄時代に各地に大規模な操車場が設けられましたが、輸送形態の変化(コンテナ化・トラック輸送の拡大)に伴い多くが縮小・廃止されました。現在も主要な貨物ターミナルに機能が引き継がれており、物流の重要な拠点となっています。
使い方・例文
全国各地から集まった貨物列車が操車場で貨車を仕分けされ、行き先別に再編成されてから各地の貨物駅へ向かうという場面で登場します。
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